伝統と革新
「伝統と革新」って言葉の響きやニュアンスが好きです。
温故知新、とも言えるかもしれない。
単純に伝統的なもの、古いもの、というよりは、人が紡いできたものをまた新しい解釈や技術で繋いでいくようなことが好きなのかもしれません。
そうするためには本質を見極めることができなければならないのだけど、そういった作業に魅力を感じたり。
わかりやすい例を出せば「リノベーション」。
「リサイクル」や「アップサイクル」もそう。
有名作品に敬意を評したオマージュなども面白いなと思ってしまいます。
身の回りに置くものもそうで、
昔からのものでも普遍的価値のあるものや、ストーリー性のあるものを集める傾向にあります。
例えば
1960年にフランスで開発されて以来、常に流行の先端を走り続けています。
「The Golden Goddess(黄金の女神)」という異名をもつのもカッコイイ。
そんな昔に開発されたにもかかわらず、「固定するけど固めない」という抜群の質感が、まさに今どきのヘアスタイルを作るのにもとてもいいんです。
何に関しても
「全く新しいものを作る」ことはとてもすごいことですが、
「想いを受け継ぐ」ということも魅力的だと感じる今日この頃です。
2017.01.18 | Posted in column | Comments Closed