趣味にまつわるエトセトラ。
「趣味あるんですか?」
ってお客様によく聞かれます。
「いやー、趣味らしい趣味はないんですけどねー、本を収集したり、コーヒー淹れたり、インテリアいじってみたり、何か作ったり…」
「それって趣味ですよねぇ」
まぁ、そうだよなー、とかって思いつつ…
でも、自分の場合は
趣味と仕事の境界ってのが昔からあまりなく
仕事とプライベートで分けたいとか分けなきゃいけないみたいな感覚もあまりありません。
これに関してはそういうのがキライって言う方もおられるし、色んな考えがあるものだとは思いますが。
なんというか、
理想をいうなれば
「趣味を含めた自己表現の価値が高まった先に収入があればラッキー」
といったものを目指すことができれば最高だなぁと
そんなことをむにゃむにゃと思っているフシがあります。
なので、上で述べた趣味みたいなものはほぼ全て仕事に反映されていて、
お店で好きな本を置いて、美味しいコーヒーをお客様に出して、インテリアも整えて、自分が手を動かしてお店のものや何よりヘアスタイルを作る、それでそういうのが好きって人が集まってお客様となり収入が生まれる。
だんだんと、それをすることでお金を稼いでいるのか、お金を稼ぐことでそれをしているのかすらわからなくなっているような感覚です。
僕はお店を出して、今までよりも振り切った形で自分の表現をすることができる環境になったというのはとても良かったなと思っています。
誠に感謝ですね。
というわけで
今後、「趣味はなんですか?」と聞かれたら
「趣味はありません、自己表現があるのみです」と答える痛々しいキャラを降臨させたいと思います。
悪しからず。
2016.10.15 | Posted in column | Comments Closed